インクルいわてでは、ジェンダー平等をめざす藤枝澪子基金の助成をいただいて、
今月から3回にわたって「ひとり親家族支援者セミナー」を下記のとおり開催します。

毎回、ひとり親家族にかかわるさまざまなテーマについて、多様な講師をお迎えします。

3回すべてのご参加はもちろん、1日だけあるいは2日だけのご参加も歓迎します。
皆様からのお申込みを心からお待ちしております。

無題

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2015.11.04 Wed l ★ひとり親サポーター養成講座 l コメント (0) トラックバック (0) l top
2月10、11日に『ひとり親支援員特別講座in福島』を行いました。
参加された皆さん、2日間本当にお疲れ様でした!

今回の養成講座は、NPO法人全国女性シェルターネットさん主催
「被災者対応 DV・性暴力被害者支援員養成講座」の特別講座という形で
今回の福島、4月の宮城・岩手と被災3県連続の講座となります。

インクルいわてが担当させていただくことに感謝し、ひとり親家族の現状を知り、繋がり、
被災地で共に復興に向かう講座作りを目指します。
地元の人たちが繋がるために、地域の資源と、地域に無い分野は
先進的に活動している方々をお招きして、復興支援のために
多様性の視点を共有できるよう構成しました。
ブログをご覧の皆様、引き続き仙台、盛岡講座へのご参加をお待ちしております。

1回目の福島会場は二本松市の福島県男女共生センターでした。
なんとも、素敵な建物で、中に入っただけでまず、癒やされる思いでした。

福島

そして、ひとり親支援活動を応援して下さる素晴らしい福島県内外の講師の方々の講義と
参加者の皆さんの真剣なまなざしで、会場には大変温かく、充実した時間が流れました。
 
 この度の講師の皆様をご紹介致します。(敬称略・講義順)
〜1日目〜
■「福島県のひとり親家庭支援施策」 福島県児童家庭課主任主査 鈴木 通
■「ひとり親をめぐる社会的諸問題」        福島大学 丹波 史紀
■「ひとり親家族のこどもたち」 NPO法人アンファンパレット代表 新川明日菜
■「父子家庭支援と被災地支援」    宮城県父子の会代表 村上よしのぶ

福島2

〜2日目〜
■「ひとり親家族を支える法制度・手続き」       弁護士 倉持 恵
■「母と子の生きるを支える」     母子支援室「まごころ」辺見間智子
■「セクシャルマイノリティーへの支援ひとり親家族」
 NPO法人共生社会をつくるセクシャルマイノリティー支援全国ネットワーク代表 原ミナ汰
■「ひとり親家族によりそう支援」 NPO法人インクルいわて代表 山屋理恵

福島3

特に、2日間にわたり、議論が起こっていたのは、面会交流の難しさについてでした。
支援の現場で参加者の皆さんが日々、奮闘している問題であるためか活発な議論が交わされました。
子供の立場からの発言を踏まえて、法の活用、在り方について考える事が出来ました。

また、ひとり親支援で母子・父子だけでなく、セクシャルマイノリティの視点からの講義も行われた歴史的な日になったと思っています。
NPO法人共生社会をつくるセクシャルマイノリティー支援全国ネットワーク代表 原ミナ汰さんはおっしゃいました。

「小さな鉢でもいいから『ここで根をはっていいよ。』というところがないと大きくなれない。
成長できないんです。」

社会が変化していこうとも 「1人ひとりの居場所と多様性を認め合う社会」を目指すことが必要です。
それは被災地に重要なキーワードです。
 
受講後の感想には
「受講前に持っていたひとり親家族のイメージが実態と違うことを知った。
様々な視点から学んだひとり親の現状と当事者の声を学んで
いかに自分が傲慢で何も知らなかったかがわかった。」

「思いこみや、知らないことを勝手に自分の基準にしていた。
今回受講して、学び、自分を恥ずかしく思った。」

「講師や、参加者の方々と知り合えてこれから地元の支援現場に行かせる
知識とネットワークを得ることが出来た。」など、多くの感想をいただきました。
本当にありがとうございました。

4月19・20日宮城(仙台)、同じく4月26・27日岩手(盛岡)でこの養成講座を開催致します。
各県内外から講師をお招きし、受講生のみなさんが様々な視点からひとり親家族の現状を知り地元の社会資源によって多様なつながりを構築できる講座を提供し
被災地のひとり親家族の皆さんへ支援の手が届くお手伝いをしていきたいと思います。


ひとり親支援員特別講座 今後の開催予定
■宮城県仙台市  仙台市男女共同参画センターエルソーラ(仙台市)
 ◆4月19日(金) 9:00~16:40
  ①「仙台市のひとり親家庭支援施策」 湯村 倫子仙台市子育て支援課家庭支援係長
  ②「ひとり親家族によりそう支援」  山屋 理恵 NPO法人インクルいわて代表
  ③「セクシャルマイノリティへの支援 ひとり親家族」
                        原 ミナ汰 NPO法人共生ネット代表
  ④「ワークショップ」        鈴木 えみ子  シングルマザーのWindysClub主宰
 ◆4月20日(土) 9:00~16:40
  ①「ひとり親家族の子ども支援」   加藤 牧子  スクールカウンセラー・臨床心理士
  ②「父子家庭支援と被災地支援    村上 よしのぶ   宮城父子の会代表
  ③「ひとり親家族の子どもたち」   新川 明日菜  NPO法人アンファンパレット代表
  ④「宮城県のひとり親支援施策」   渡辺 文子  宮城県さくらハイツ
   「DV被害後~つなぎ方」     主任母子支援員

■岩手県盛岡市  プラザおでって3階 大会議室
 ◆4月26日(金)9:00~17:20
  ①「岩手県のひとり親家庭支援施策」  担当課職員 岩手県児童福祉課
  ②「ひとり親家族をめぐる諸問題」   藤原 千沙   岩手大学
  ③「離婚時の手続き 親権 面接交渉 財産分与 慰謝料 養育費 など」 
                       姉帯 幸子  弁護士・NPO法人インクルいわて理事
  ④「母と子の生きるを支える」  
                   西里 真澄 岩手看護短大・NPO法人インクルいわて理事
  ⑤「セクシャルマイノリティへの支援 ひとり親家族」原 ミナ汰 NPO法人共生ネット                         
 ◆4月27日(土)9:00~16:50
  ①「親と子の使える調停制度」    前田 清子  元調停委員
  ②「ひとり親家族のこどもたち」    新川 明日菜 NPO法人アンファンパレット代表
  ③「シングルマザーの就労支援」   佐々木 妙月  情報の輪サービス代表
  ④「父子家庭支援と被災地支援」   村上 よしのぶ  宮城父子の会代表
  ⑤「ひとり親家族によりそう支援」   山屋 理恵  NPO法人インクルいわて代表             
多くの方のご参加をお待ちしております。



2013.02.28 Thu l ★ひとり親サポーター養成講座 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ひとり親家族サポーター養成講座 開催の御礼

2012年8月、「盛岡劇場」「プラザおでって」にて、4日間にわたり、「ひとり親家族サポーター養成講座」を開催しました。ご後援・ご協力いただきました皆様の温かいご支援により、受講者総数は100名を超え、延べ300名を超えるご参加をいただき、成功裡に終了いたしました。誠にありがとうございました。7月に開催したシンポジウム「ひとり親家族支援を考える」と同様、遠方の他県や沿岸被災地からもご参加をいただきましたことに、心より感謝いたします。

岩手初の「ひとり親家族支援」の講座、そして猛暑8月、お盆前という多忙な時期の開催でしたので、どれほどの方が受講していただけるか全く予想ができませんでした。しかし、これほど多くの受講者と、サポーターとなって共に活動を希望してくださった方々が多数いらっしゃったことに、嬉しさと驚きで胸がいっぱいになりました。

受講された方々は、行政、民間支援団体、地域支援者、各種相談員、学生、専門職、一般市民等さまざまで、講義だけでなく、グループワークやワークショップを行う中で、受講生同士が新しくつながり、和やかな雰囲気の中で講座が進行しました。

ひとり親家族問題において、これほど多岐にわたるカリキュラムと、最前線で活躍されている講師陣がそろった講座は、貴重なものだったと自負しており、講義内容も濃く充実していたという感想も多くいただきました。

ひとり親家族をめぐる諸問題、被災者支援、関連制度、調停などの法的支援、DV問題・女性支援、親と子の生と性の問題、母子家庭・父子家庭・その子どもたち当事者からみたお話、今、大きなうねりの中にある最後のセーフティーネット生活保護問題、シングルマザーの就労支援、母子生活支援施設からの現場報告、そして対人援助技術の方法……。絶対にお招きしたかった講師のみなさんが、福岡、大阪、東京、北海道と、遠方にもかかわらず快諾して駆けつけてくださったこと、すべてに対して厚く感謝いたしております。

 実際の講座の様子については、岩手日報さん、河北新報さん、毎日新聞さんに大きく記事が取り上げられ、盛岡タイムスさんでは翌日の1面に掲載されるなど、マスコミの方々も関心を寄せてくださいました。岩手日報さんは父子家庭支援について社説にも取り上げてくださいました。(掲載します)

受講生の皆様には講座の主旨を御理解いただき、1人でも多くの方が、岩手の今のひとり親家族の現状を理解し、偏見や差別を払しょくし、使える制度や社会資源を知り、立場を超えてつながり、支え、支え合う「寄り添う支援」を共に考えていく機会としていただけたのではないかと思っております。
 日本社会の課題や問題が凝縮されているひとり親家族の包摂をめざす社会は誰にとっても生きやすい社会です。ひとりの受講生から少しずつ広がっていく包摂の輪に希望を託しそして1人ひとりが誰かのPSとなって支え、支えられ共に真の復興を目指すきっかけになればと願い開催した講座でした。

 早速、この養成講座でつながった地域の方々と手を携えながら、この秋から、「包括的就業支援」を開始していきます。並行して、ひとり親がほっとするおしゃべり会(カフェ)を、平日と休日に定例開催します。また、震災遺児家庭支援と沿岸フェア、親と子のお楽しみイベント「おひさまくらぶ」を開催します。サロン、フェア、シンポジウム、養成講座を経て、これからはPS(パーソナル・サポーター)による包括的就労支援と親と子の居場所サロンやイベント、被災地・被災者支援をとおして 岩手のひとり親家族支援(インクル・モデル)を作っていきたいと思っております。

インクルいわてのビジョン「家族のカタチにかかわらず誰もが生き生きと暮らしていける包摂された社会(Inclusive Society)の実現」に向けて、つながり、支え合い、地域で活動を続けていきます。どうか今後ともよろしくお願いいたします。

                     2112年8月  インクルいわて 一同

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ひとり親家族サポーター養成講座が、岩手日報「論説」に掲載されました。ronsetsu0825
この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しております。
2012.08.28 Tue l ★ひとり親サポーター養成講座 l top