~Thank you for the message~

 シンポジウム開催を機に、全国の方々からメッセージをいただきました。
(主に岩手県外・シンポジウム協力のみなさま方)
いわてのひとり親家族のみなさんとインクルメンバーにとって、岩手から遠く離れていても応援してくださる方々の存在は何よりの支えとなります。
今後の活動の糧となる言葉の数々、心から感謝いたしております。

掲載可能なメッセージを50音順(敬称略)に紹介させていただきます。
匿名、掲載を希望されない方々からいただいた温かいメッセージも大切にしております。
ひとつひとつのメッセージを胸に歩んでいきます。
皆様、本当にありがとうございました!

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お名前の順にご紹介いたします。(ま~わ)

松下希和(東京都在住)
子育ては両親揃っていても大変なことばかりですが、その責任をひとりで担う方々に少しでもお役に立つような活動は素晴らしいと思います。子供たちのためにも、応援しています!

松下延子(東京都在住)
「インクルいわて」の設立へのご努力、勇気と献身へ心から敬意を表します。もう少し若ければ私も参加したい気持ちです。行政の行き届かぬこと、取りこぼしのことは多々あるはずで、そこを肌理細かい活動で埋めていくことこそ、このようなNPO法人の存在価値だと思います。人はちょっとした支援でも大きな励ましになることがあります。皆様の活動により、今支援を必要とされている方々が一日も早く自立なさり、ご自分の人生を歩まれることを祈っております。

松田くみ子(株式会社キャリア・リード)
「インクルいわて」設立おめでとうございます。昨年の東日本大震災大変なご苦労されたと思います。新聞・テレビ等の報道からの話や映像は、想像を絶するものでした。でも、負けないでひとり親家族支援に情熱を持って携わっていらっしゃる皆さん、頭が下がります。私たちも遠い福岡ですが、ひとり親と家族の方々と関わって仕事をしています。日々一人でも幸せな心を取り戻して欲しいと、考えて過ごしています。「インクルいわて」の皆さん頑張ってください!!
私の好きな言葉です。「神がわたしたちに背負いきれないほどの十字架をお与えになるはずはないと信じています。神は私たちが幸せであることをお望みなのですから、私たちが悲しむことなど望んではおられないでしょう。嵐のあとで鳥がさえずるんです。私たちだってそうすればいいはずでしょう」

松本伊智朗(北海道大学)
インクルいわてのリーフレットに、「『生きる』を支えます」という言葉があります。味のある、素敵な言葉だと思います。考えてみれば、この世のだれ一人として「支えられること/支えること」なしに、生きてきた人はいません。当たり前のことですが、忘れがちなことです。インクルいわての「生きる」を支える活動が、ゆっくりと広がりますように。

宮内幸生(ライオンズクラブ国際協会、久留米高牟礼ライオンズクラブ) 
「NPO法人インクルいわて」様の本格的な活動開始をお祝いします。今後のご活躍をお祈り致します。
 私は、ライオンズクラブ国際協会337-A地区 5R-2Z 久留米高牟礼ライオンズクラブに所属しています。当クラブは特に青少年の育成に関する事項を中心に活動しております。御NPO法人と共通するテーマもあると思います。情報交換含め、連携できればと思っております。皆様のご活躍をお祈り致します。 

宮本太郎(北海道大学)
EUは、2010年から「インクルーシブな成長」を欧州再生のキーワードとしています。誰も排除しない、1人ひとりの力を引き出し活かす成長という意味です。これになぞらえれば、「インクルーシブな復興」こそ、2011年3月以降の日本再生のキーワードです。復興への力を束ねながら、こどもとお母さんの包摂を目指すインクルいわては、この考え方の先駆的な担い手となりうると思います。土建復興に傾きがちな震災復興の流れを転換し、排除しない地域社会を構築していく役割を期待しています。

村井 幹人(いわて文化大使 (盛岡市出身) 福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社)
ひとり親世帯への「かわいそう」「片親だから」という目線や偏見、差別を少しでも解消でき、尊厳を失うことのないよう願ってやみません。 設立趣旨書を拝見しながら、子育てへの喪失感、社会からの孤立感の増幅を阻むことが、活動の骨子であると理解しております。
今年1月に帰郷した折り、陸前高田から釜石あたりまで行きましたが、復興のスピードが遅々としていると感じました。
政治が停滞し、地方行政に大きな痛手となっていると感じておりますが、是非いま、一生懸命に生活してゆこうとしている人達の、支援に取り組んで貰いたいと考える次第です。
只今は、遠く九州から思いを寄せることしかできませんが、郷里のために何か役に立ちたいと思っております。 先ずは賛同することから始めたいと思います。

村上晃(弁護士、長野県)
「インクルいわて」の設立に際し、関係者の皆さんには、心より敬意を表します。我が国では、子どもの貧困、一人親世帯の貧困が叫ばれながら、国や全国の多くの地方自治体は有効な手当を打たないままになっています。もうこれ以上待ってはいられないとの思いから、この度の設立を決断されたことと思います。皆様の取り組みが、地域社会の希望となり、さらに希望の和が全国に広がっていくことを祈念しております。

MORI(福岡県在住)
平成23年3月11日からあっという間に1年以上の歳月が過ぎてしまいました。あの日から今までの間、福岡に住んでいる私は災害に遭われた方々に何か出来てきただろうかと自問自答しています。会社での募金活動や支援物資の現地送付など、一般的な事はやってきました。しかし、自分がやってきたことは本当に現地の方々のお役に立っているのだろうか?と思っていました。その理由は明白で、私が現地にいないからなのです。
今般、ひとり親家族を支援する御法人の設立のお話をお伺いしました。私の考える被災地支援は、現地にいて初めて出来るものだと考えます。私は引続き何らかの形での支援を行っていきます。しかしそれは福岡からです。NPO法人インクルいわて様に於かれましては、是非、現地主義に則った支援を行っていただくことをお願い申し上げ、御法人へのエールの言葉に代えさせて頂きます。

森田明美
(東洋大学教授、NPO法人こども福祉研究所理事長、
東日本大震災子ども支援ネットワーク事務局長)

子どもを育てることが大変な時代にあって、ひとりで育てること、被災地で育てることには二重三重の課題があります。地域支援がもっとたくさん、重層的に整備され、それを自信持って使い切る決意が尊重される社会が作られないと暮らしにくいと思うのです。市民社会の正義の確立と支援の仕組みを被災地から作りたいと、私は震災後の9月から岩手県では「山田町ゾンタハウス」という若者支援を始めています。危機的状況にある子どもの権利の実現の取り組みとしては被災地での子ども支援の取り組みは希望です。皆さんの活動とつながっていくと大きな力になるのではないかと思います。よろしくお願いします。

八幡悦子(NPO法人 ハーティ仙台代表理事)
「インクルいわて」活動開始おめでとうございます。
その情熱と行動力に感服します。期待しています。
ハーティ仙台(DV・性暴力被害者支援)

山田治彦(弁護士、大阪弁護士会)
NPO法人インクルいわての設立及び今回のシンポジウム「ひとり親家族支援を考える」の開催、まことにおめでとうございます。生活困窮者ひとりひとりに対し、それぞれの事情に対応した適切な支援が求められている中で、被災地でもある岩手県内で、ひとり親世帯への支援という困難なテーマに取り組まれることに対し、心より敬意を表します。今後の活動に期待しています。

湯浅誠(反貧困ネットワーク事務局長)
インクルいわての設立記念シンポジウムの開催、おめでとうございます。今日は前々から用事が入っており、うかがうことができません。大変申し訳ありません。ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)の理念が、今ほど必要とされている時期はないと思います。そこには、高度経済成長期以来の日本の長い歴史的経緯がありますが、特に女性たちはその必要性を長く主張され、しかしながら排除され続けてきました。90年代以降のグローバル化の中で、そこに男性たちが続きました。それは女性たちを放置してきた結果であり、また、高度経済成長期モデルからの抜本的な転換を図ってこられなかったことの結果でした。「ごく一部の人たちの話」と軽く見ていたのが、いつの間にか日本社会の屋台骨を揺るがすに至っていたというのが、この数十年間の日本の経験でした。したがって私たちは、それとは逆に、「ごく一部の人たちの話」と軽視することなく、一人ひとりの暮らしを支えることから社会の転換を図る必要があると思います。被災地・岩手は、それにきわめてふさわしい場所でもあります。インクルいわてが、岩手を通じて日本社会の復興に重要な役割を果たしていただくことを期待します。

湯澤直美(立教大学)
「誰もが」「誰をも」侵害しない社会。
「誰もが」「誰をも」抑圧しない社会。
「誰もが」「誰をも」排除しない社会。
そのような社会を当たり前のものにするには、家族の在り方がひとつの試金石になる。残念ながら、日本の家族制度は人々を包摂する社会的な仕組みにはいまだなっていない。
OECD加盟国のなかでワースト1の日本のひとり親世帯の子どもの貧困率の高さは、日本社会の課題や矛盾の映し鏡でもある。だからこそ、ひとり親家族とともに歩むことは私たちみんなの暮らしを考えることになる。
インクルいわての誕生に勇気をいただきました。
3・11という過酷な現実から生み出される未来への希望に向けて、ともに歩いていきましょう。

ゆのまえ知子
(サポートグループ・ファシリテーター/
東日本大震災女性支援ネットワーク運営委員/北京JAC事務局長)

本日のシンポジウム「ひとり親家族支援を考える」開催をお祝い申し上げます。盛りだくさんで、しかも内容的にも充実していて素晴らしいシンポが、岩手で開催されることに心からのエールをお送りします。
私は、個人的にはDVを経験した女性たちが、その経験を安全・安心な場で互いに話し合う中で、自分の持っている力に気づけるような手助けをするサポートグループに関わっています。シングルマザーの方が多いのですが、ひとり親家庭であることのさまざま悩みに耳を傾ける機会でもあります。しんぐるまざーず・ふぉーらむへの紹介もしながら、仲間がいると女性たちが元気になっていく姿にも接しています。
同じような経験をしながら、個別の体験の意味に気づき確認していくこと大切さ、それが仲間あってこその支え合いでもあることの大切さもひしひしと感じさせられています。
岩手でシングルマザーの皆さん、とりわけ震災で被災した方がたを支える「インクルいわて」のような会が発足し活動されていることに心からの敬意を表します。
最近の原発再稼働や、弱い立場の人々への対処なしの消費税値上げ、進まない子ども政策や男女平等政策など鬱々としたくなる状況の中で、皆さまの、支え合いと前に進もうという会が開催されることに、一筋の希望も見い出し力づけられています。ご盛会を願っております。

吉岡和弘(弁護士、仙台市)
「ひとり親」という概念をことさら問題にしなければならない社会それ自体が問題です。
一人ひとりが基本的人権を享受し、真に自由で平等な社会で人間らしい生活が送れる環境を構築する一助となる活躍に期待します。

吉中季子(名寄市立大学)
女性や子どもの問題は昔からあった問題で、だからこそ「見えてこない」のか「見ようとしない」のか、時代を経てもいまだに可視化されにくいように思います。一人ひとりが、ひとと寄り添い、紡ぎあえる地域社会でありますように、ご活動に陰ながら応援させていただきます。

和気邦夫(関西学院大学総合政策学部客員教授、
元国連人口基金事務局次長、元ユニセフ上級職員)

「ひとり親家族支援」に勇敢に取り組もうとしている「インクルいわて」に心からの声援を送りたいと思います。世界中で貧困の連鎖はひとり親家族を通して何代にも続いています。それを断ち切るにはデンマークのように社会が総括的な支援を親と子どもに差し伸べる必要があります。そのような政策と制度に乏しい日本ではNGOがそのギャップを埋める必要があります。これから離婚率は上がり続けることが予測されています。今こそそのための良いモデルを作ってください。
政策や制度を変えるには人々の意識改革が必要です。地元の政治家、ジャーナリスト、福祉、保健、教育行政、市民グループを動員して力のある運動を展開していく必要があります。一人の母親、父親に思う存分働いて社会に貢献しもらい、その子どもたちには十分な教育機会が与えられることが大切です。そのために日本政府も批准した「子どもの権利条約」が守られているかをしっかり見守ることも必要です。岩手から日本中に新しい運動が広がることを期待しています。私だけでなくOxfam Japan やプライス・ウォーターハウス・クーパー社もそんなことをみなさまの活動から期待していると思います。

渡辺照子(働く女性の全国センター会員・女性労働問題研究会会員)
「インクルいわて」立ち上げ、法人化、誠におめでとうございます!
皆さまの掲げる目的は、シングルマザーのみならず、誰もが生きていくのに必要なことばかりです。
 私は人生の半分以上をシングルマザーとして生きてきました。シングルマザーは経済的逼迫状況にあるだけではなく、社会からの差別・偏見とも闘い、また「ひとり親であることで、自分の子どもに辛い思いをさせているのではないか。十分に愛情を注ぐことができないのではないか。」という自らの罪悪感とも闘うことを余儀なくされてきました。
 しかし、シングルマザーは多様な家族形態のひとつでもあります。「父親がいないかわいそうな家庭」なのではなく、「母親とこどもがいる家庭」なのです。
 シングルマザーはがんばっています。様々な仕事をし、子育てをし、1人で何役もこなしています。苦労もありますが、シングルマザーでなければ経験できないこと、気づかないこと、がたくさんあります。それがシングルマザーの誇るべき財産です。
 シングルマザーと子どもの置かれている状況は年々厳しくなっています。その中での船出は向かい風に立ち向かうことになりましょう。向かい風すら糧にし、荒波に漕ぎ出す皆さんを私は心強く誇らしく思います。遠からず、皆さんと一緒に取り組む日が来ることを確信しております。
2012.07.09 Mon l ★全国からの応援メッセージ l top