~Thank you for the message~

 シンポジウム開催を機に、全国の方々からメッセージをいただきました。
(主に岩手県外・シンポジウム協力のみなさま方)
いわてのひとり親家族のみなさんとインクルメンバーにとって、岩手から遠く離れていても応援してくださる方々の存在は何よりの支えとなります。
今後の活動の糧となる言葉の数々、心から感謝いたしております。

掲載可能なメッセージを50音順(敬称略)に紹介させていただきます。
匿名、掲載を希望されない方々からいただいた温かいメッセージも大切にしております。
ひとつひとつのメッセージを胸に歩んでいきます。
皆様、本当にありがとうございました!

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お名前の順にご紹介いたします。(あ~お)


青木悦(教育ジャーナリスト)
「インクルいわて」を立ち上げた皆様に、心から敬意を表します。私は三十余年間も子どもの悩みについて取材し、書いてきましたが、子どもの苦しみのうしろには必ず女性(母親)の苦しみがあり、家族形態の変化についていかれない社会意識がありました。スーパー母親を要求する流れに、これからもノーと言っていきたいし、共にがんばりましょう。四月に福島に帰ってきました。東北では新参者ですが、よろしくお願いします。

赤石千衣子(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)
「インクルいわてに期待しています!!! ♡ ♡ ♡」
 あの甚大な東日本大震災が起こってから、被災地のシングルマザーはどうしているのだろう、私たちに何ができるだろうと動きだし、私たちは微力ながら福島県内や東京で女性や被災シングルマザーの支援活動を続けてきました。岩手にも伺いました。
 災害において、もっとも脆弱な人々のグループのひとつに、シングルマザー、シングルファーザー、その子どもたちがあげられています。
 災害でないときでも、日本ではひとり親の貧困率は約60%近く、経済的な貧困に加え、子どもたちと過ごす時間も、教育も、遊びも、健康も、精神的余裕も、夢も、さまざまな面で大変な状況を抱えています。そんな平時の状況に加えて震災がやってきたとき、様々な困難が押し寄せてくることが容易に想像でき、また実際に阪神淡路大震災でも、そうだったのです。そして、今この東北の被災地で、避難した先でさまざまな大変な思いを抱えているひとり親がいます。
だからと言って、シングルマザー、シングルファーザーが無力なのではありません。自分たちでお互いに力をつけ、そして大変なことを解決し、変えていく力ももっています。私たちはそうやって、現実に世の中を変えてきました。ぜひ、いわてにもそんなグループがほしい!そんな思いが通じたのでしょうか。このいわてで、ひとり親支援をする団体ができました。
 もちろん、私たち「NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ」は、当事者が中心の団体、インクルいわてはいろんな知恵ものと支援者と当事者がまぜまぜの団体です。
 だからこその強みを発揮しながら、そしてひとり親の力にほんとうに信頼を置きながら、インクルいわてがこの岩手県の中でしっかりと根をおろし、多くの人を巻き込んで、文化も変えながら、ひとり親支援団体として活動していくことを願っています。そして私たちも実際に応援します。

赤羽佳世子(働く女性の人権センターいこ☆る)
社会のお荷物のように思われ、働け働けと言われるけれど、働ける環境、食っていける仕事を整えてから言ってよ、ですよね。少子化対策を言いながら、未来を担う子どもたちを育てているシングルマザーたちに冷たすぎる現実です。震災で弱いところへしわ寄せがいくことを少しでも止めたいですね。今こそ必要な支援があると思います。たいへんな時に支援組織を設立されたことにエールを送ります。
 シングルマザーが働きやすい職場は、働く人たちみんなが働きやすい職場。シングルマザーが暮らしやすい社会は、みんなが安心して暮らせる社会。 共にがんばりましょう。

阿部彩(国立社会保障・人口問題研究所)
 インクルージョン(包摂)の最初の輪は、小さくても構いません。木の年輪や、波紋のように、輪がひろがっていくことを願います。いわてが包摂のモデルとなることを期待しています。

石井嘉晃(株式会社キャリア・リード)
 この度はご設立、誠におめでとうございます。遠い九州地方からではございますが、心は一緒に私達も頑張って活動して参ります。力を合わせて困難を乗り越えて参りましょう。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

石澤貴志(青森市)
「けっぱれ!インクルいわて!!」
 7月1日のシンポジウム開催おめでとうございます。法人化から6ヶ月という節目を迎えられ、各分野でご活躍されている方々が参集したシンポジウムが開催されることは誠に喜ばしく、心からお祝いを申し上げます。
 震災以降、人と人との「絆」の重要性が再認識されたといわれていますが、貧困・格差社会を背景とした幼児への虐待や学校での「いじめ」問題や、高齢者への虐待、配偶者などからの暴力によるDV被害・男女差別などの問題、さらには、インターネットの書き込みによる 人権侵害など、人の命と心に関わる様々な問題が生じています。
どうかこれからも、ひとり親を対象とした就業支援、子育て支援、生活支援を通じて、岩手での社会包摂の実現の原動力となってください。
結びに、インクルいわての更なるご発展と、メンバーの皆様のますますの御健勝・御活躍を心から祈念するとともに、応援メッセージを送らせていただきます。
けっぱれ!インクルいわて!!いっしょにがんばりましょう!

伊田久美子( 大阪府立大学)
ひとり親家族が生きやすい社会はだれもが生きやすい社会です。
出生率をあげようとする少子化対策よりも、今生きている子どもたちを大切に育む社会でありたいと願っています。微力ながら応援しています。

井上博之( 株式会社キャリア・リード )
この度はシンポジウムの開催心よりお祝い申し上げます。貴団体のこれまでの活動やその趣旨を拝見し、大変共感するとともに私にできるお手伝いはないのか?という思いに駆り立てられました。私も「母子家庭のひとり親家族」で(負けじどっこいと)育ったものとして、九州という離れたところからではございますが『心は近くに』という思いで、応援をさせていただきたいと思っております。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

岩田正美(日本女子大学教授)
労働市場からも排除され子育てにエネルギーを使いさまざまな困難の中で、ともすれば落ち込んでしまう人々への支援は、決して易しいことではありません。制度の充実はむろん必要ですが、一番大事なことは排除されている人々自身が語り合いその声を、パワーを取り戻すことです。
「インクルいわて」が、当事者が主役となる活動の核になることを期待します。

上溝博司 (司法書士、大阪司法書士会 )
どんなに強い男性でも、仕事を失い、家庭を失い、健康までも失えば、大変弱い存在だとお聞きしたことがあります。弱音を吐けないのも少し辛い。少しシャイなそんなお父さんも集まれて元気を出してもらえればいいですね。

遠藤智子(NPO法人全国女性シェルターネット)
シングルマザー支援団体を立ち上げる、しかも「包摂」を法人名に掲げると聞いて、まったくもって「理にかなっている」と思った。生き難さを抱える「少数者」こそ、社会に確固とした居場所を持ち、中央へ登場するべきだからだ。「インクル」の皆さんは、シングルマザーという当事者性を発揮して岩手から社会を変えていくに違いない。「女ひとり猫一匹」で生きてきた私も仲間に入れてもらって、その道のりを一緒に走りたいと思っている。

大崎麻子
(Gender Action Platformアドボカシー担当、
Take Action Foundation評議、関西学院大学客員教授、元国連職員)

インクルいわての発足、おめでとうございます。ひとりひとりが持って生まれた可能性を開花させられるような社会をつくること。ひとりひとりが自分の意思で人生における選択肢を選びとれるようにすること。インクルいわての活動趣旨は、国連から草の根のNGOまで、世界各地・日本各地のあらゆる組織の志と合致しています。たくさんの応援団の力も借りながら、岩手のひとり親家庭のママ・パパ・子どもたちと共に一歩一歩前進してください。

大沢真理(東京大学社会科学研究所)
ひとり親家族が安心して生活でき、将来に希望がもてるどうか。それが、誰にとっても暮らしやすい社会の目安です。これまでの社会のあり方を根底から再構築する必要があることを、大震災・津波・原発事故が明らかにしました。ひとり親家族支援は、国民と地球市民全員にとって、よりよい持続可能な明日を作る取組です。

大戸はるみ(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡、福岡市立母子福祉センター)
ひとり親が生きやすい社会は、誰もが生きやすい社会です。
福岡から岩手は遠いですが、気持ちは近くにいます。

大森順子(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西、社団法人子ども情報研究センター)
シングルマザーはひとつの生き方だと思い、誇りと自信を持ってシングルマザーを生きています。どんな生き方を選択しても不利にならず、どんな生きかたでも丸ごとオッケーな社会をめざして、いっしょに楽しく活動していきましょう。

岡島敦子(内閣府男女共同参画局)
誰もが望む・望まないにかかわらず、ひとり親世帯となる可能性があります。そのときどうするのか、どうしたいのか、どうしてほしいのか・・・。「インクルいわて」が、課題の一つ一つをともに解きほぐしていく場として、大切な役割を果たしていかれますことを期待しております。応援しております。

長上深雪 (龍谷大学社会学部)
ひとり親家族支援を使命として、このような素敵な名前の組織をたちあげられたみなさまのご努力に敬意を表します。
 ご存知のように、ひとり親家庭の問題は深刻になることはあっても一向に解決の方途がみえません。親自身の自助努力では到底解決しえない構造的な問題を常にかかえ、より多くの人との連帯のもとに、問題解決に向けて世の中に強く発信していくことが求められます。
 震災後ともすれば気力さえも失いがちになる被災地において、こうした会が芽生え、多くのつぼみを付けようと活動に着手されたことは、被災地のみならず全国のひとり親と家族、そして同じ問題をかかえる人々に、困難に立ち向かう勇気と希望を与えるものと確信しています。
つぼみはやがて大輪の花を咲かせ、またそこから全国に種が飛び散り、それぞれの地域に小さな芽がまた出てくる様が目に浮かびます。みなさまの今後の活動を陰ながら応援しております。

小澤吉徳(司法書士 静岡司法書士会)
静岡の司法書士の小澤と申します。
まずもって、インクルいわての取り組みについて、心から敬意を表したいと思います。


静岡県司法書士会においては、20年前から多重債務被害救済活動を積極的に支援しておりますが、ご相談者の中で、ひとり親の世帯の占める割合はとても高いのが現状であります。

貸金業法改正時に策定された多重債務者改善プログラムにおいて、専門家の役割としての基調となっているのは「生活再建の支援」の視点であると理解しておりますが、多重債務事件に取り組む司法書士ひとりひとりが、日々の執務においてそれをもっと自覚すべきだろうと思います。
もちろん、自戒の気持ちを込めて。

貸金業法改正の議論の中では、専門家の役割として「カウンセリング」の重要性が強調され続けていましたが、ここでいう「カウンセリング」は、段階的に次のようなものだと指摘されていました。
1.「債務整理」
2.「家計管理」
3.「自立支援」
4.「心のケア」
つまり、司法書士のような専門家に求められているものは、借金の法的解決に留まるものではない・・ということだと理解しています。

インクルいわてのひとり親支援の取り組みも、私たち専門家に与えられた使命と大きく重なる問題であります。「連携」という言葉をキーワードに協働できればありがたいと思っております。

小野寺けい子(川久保病院小児科医師、盛岡医療生協理事長)
子どもは「未来の宝」です。子ども達に寄り添い、希望を抱ける社会をつくるためにも、インクルいわての活動に期待しています。
2012.07.09 Mon l ★全国からの応援メッセージ l top