お待たせしました。3月のこども食堂「しゃいん食堂」のお知らせです☆
しゃいん食堂では普段なかなかできない職業体験ができるのですが、3月は、「染め物」「物づくり」です。
そして今回は 出張「こども食堂」です。
地域の方からこども食堂開催の要請があった場所にでかけていくのですが、
今回は青山幼稚園さん。広ーいホールでは皆元気に走っても大丈夫。
机も、イスもとってもかわいかったです。
① 巴染工さんは109年の歴史のある染物屋さんです。
伝統的な藍染にはじまり、近代的な転写での、のれん、のぼりも含めたさまざまな製品の展開をされておられます。
インクルこども食堂の「のれん」も巴染工さまの作品なんですよ♪
5代目の東條誠社長より、試作品と作り方の説明がありましたが、
「出来てみないと、わかりません」の一言で、皆「し~ん」と、かたまってしまいました。
見本の藍染の色の美しさに心奪われながら、
目の前にはネームを丁寧に張り付けた白い布とビー玉、おはじき、輪ゴム
「いったい何がはじまるの?」「そめものってどうやるんだろ」!!みんなドキドキ!

② 「おはじきが足りない~」「輪ゴムは、何回まくといいのかなあ?」
「ビー玉を入れるとどうなんの?」とだんだん口も動いて手も動いてきました。

③ ビー玉、おはじき、輪ゴムを使い、頭の中で出来上がりを想像♡♡しながら皆、集中しています。

④ 子・・「どこにかけるの?」
母・・「どれくらいかけるの?」
子・・「あっーいっぱい出たぁ~」
母・・「大丈夫だよ」
と初体験にドキドキ!

⑤ 冷たい水の中、巴染工様もいっしょに指先を藍色に染めながら、
ゴムを切ったり、ビー玉おはじきを取りながら液を流して洗っていただきました。ありがとうございます。

⑥ 洗い終えた作品を乾かし、何とか帰りまでに皆さんの手元に届くよう頑張りました。
まだ、自分の作品がどうなっているのかわかりません。
確かに、一番最初に社長さんがおっしゃった「できてみないとわかりません」本当にそう。
染めの模様って生き物のように動いているようです。この言葉にしだいにワクワクしてきました。楽しみです。

⑦ 作品が出来上がりました。東條社長より「すばらしい作品ができました」と
おほめの言葉をいただきみんなピカピカの笑顔!1人1人に社長さんから手渡して拍手をもらいます!!
「早く、自分の名前が呼ばれないかなぁ♡」

⑧ 自分の作品をながめ、「よく出来た」と感激!感動!

⑨ 初めて会う人たちとの食事。地域の人、会社の人、大学生さん。
最初は緊張していても、おいしい食事と染物を体験した達成感とで、じょじょにほぐれていくんです。

⑩ 大人数で食べるご飯はやっぱり最高!
一緒に作った社員の皆さんともお話ししながらカレーのおかわりも進み、
あっという間に完食!でした。食材の提供をしてくださった皆さんに感謝です。「ごちそう様でした」

⑪ 今日の作品を持って集合!それぞれの出来栄えに満足
「お弁当包んで持っていこうね♡」など、うれしい声が聞こえました。世界に一つだけのハンカチ完成です。
巴染工の東條社長、長谷川さん、川村さん、ありがとうございました!!

時間たっぷりに一緒に過ごしました。
帰りはとても名残惜しく、
かわいい幼稚園の会場で最後まで参加していたみなさんとにっこり記念撮影☆
途中で帰ったお友達みなさんにも 後でちゃんとハンカチをお渡ししました。

巴染工さんは名前プレートも縫い付けて準備してきてくださいました。
本当にありがとうございました。
次の日 「嬉しそうに自分で作ったハンカチを学校に持って行きました」と報告をいただきました。
次回のこども食堂は4月29日の予定です。
詳しいことが決まりましたら、またお知らせします♪