3月30、31日に森と風のがっこうへ、親子ウインターキャンプに行ってきました。
盛岡から、マイクロバスに1時間半ほど揺られると、森と風のがっこうに到着。
スタッフの皆さんに迎えていただきました。


美味しい食べ物と、自然と、森風のみなさんと、
大きな家族のように2日間、いっぱいいっぱい楽しんで来ました!

本当はぜんぶ紹介したいですが、
今回は、ほんの一部の活動について、ご紹介します。
まずは、森のお散歩。
1日目はみんなでのんびり、森へ入っていきました。
森の入り口のゲートをくぐり、橋を渡り

森の奥へと進んでいきました。

森ではみんなドキドキ、ワクワク。
…………妖精がどこかで見てるかも?
…………リスがやってくるかな?
なんて、森に入る前に、森と風のがっこうのコーチョー、おんちゃんに
読んでもらった絵本の世界を思い描きながら、ゆっくりとお散歩しました。
30分くらい歩いたところで、スタッフのちゃおが、お散歩中
頑張って運んでくれたあったかいアップルパンチ(紅茶+リンゴ+シナモン)をいただいて
こころもからだもほっかほかになりました。
絵本のなかに出てきたドリンクに感激! とっても美味しかったんですよ!
子どもたちも、すっかり、シナモン好きになりました。
2日目のお散歩は、子どもたちだけで森へ。
自然の中に作られたハンモックやブランコで遊んだり、
流れる清水のつららに感激したり・・・。
すっかり、森のとりこになってしまった子どもたちは、どんどん高い崖を登ろうと
チャレンジして滑り降りて、を繰り返し、おかげでおしりが真っ黒になりました!
みんなすっかり、森が大好きになりました。
今度は雪のない季節にも行ってみたいな♪
もうひとつ、ご紹介するのは、
子どもも大人も楽しんだ、夕しごとと朝しごとです。
しごとは、炊事、風呂焚き、犬の散歩、掃除など、いろいろありますが、そのなかの一部の紹介です。
一日目の夕食の準備は、ご飯を炊いて、グラタンを作ることでした。
簡単にご飯といっても、薪を割って、かまどで炊くご飯です。

スタッフのあっくんに教えてもらいながら、薪をいれて、強火にしたり、薪をとって弱火にしたり。
火加減の調整は重要で、難しいしごとですが、子どもたちはとっても楽しそうにチャレンジしていました。

もう一つのグラタンもダッチオーブンを使うので、またまた、薪を使って火力を加減するのに一苦労。


この仕事と平行して、風呂焚きもがんばりました。
手作りの空き缶風呂と五右衛門風呂。
薪を割って、薪をくべて、風呂釜の火で湯を沸かします。

そして、炊きあがったご飯と、グラタンはこちら。


ご飯はもちもち、グラタンはまろやか。
あまりにも美味しすぎて、大人も子どもも、おかわり大会になりました。
2日目はピザ作り。
みんなで、生地を伸ばして、ソースをぬって、トッピングしたら、
外の石窯へGO!
スタッフの黍原さんが焼いてくれます。


待つこと、数分で、美味しいピザのできあがり!

アツアツのピザもまたまた美味しくて、おなかいっぱいいただきました。

このほかにも、影絵づくりや夜の上映会のこと、環境に配慮したエコトイレのこと
手作りの温かいお部屋のこと、薪のお風呂のこと、にわとりのこと
ハンカチ落としをしたこと、旗をあげたこと、朝みんなで歌ったこと
森でだるまさんがころんだをしたこと、リスにクルミをおいたこと
展望台に上ったこと、ドングリを見つけたこと、妖精の足跡を見つけたこと・・・などなど
いろんなことをお伝えしたいですが、後ほどのご報告といたします。
今回、一緒に過ごした2日間は、参加した子どもたちにとっても、お母さんたちにとっても
スタッフにとっても、かけがえのない財産となりました。
最後の振り返りでは、
「みんなで大きな家族みたいで、ホントに楽しかった。」
「ゆったーり、のんびり流れる時間が心地よかった。」
「知らない子と友達になれたり、ここだけの呼ばれたい名前で呼ばれてうれしかった。」
「一人っ子の娘が、お姉さんたちと遊んでもらえて良かった。」
「食べ物がみんな美味しかった。」
「自然と触れ合う機会がなかったので、とても楽しかった。」
「いつもと違う時間が流れてる感じで、みんなで料理を作れて、楽しかった。」
などの感想を出しあって、終了しました。
今回のおひさまくらぶウインターキャンプでお世話になった、森と風のがっこうの皆さんと
おひさまくらぶをご支援いただいているドイツ語プロテスタント教会神戸大阪の皆さまに
心より感謝申し上げます。
2013度も、インクルいわては引き続き、
家族のカタチにかかわらず、誰もが生き生きと暮らしていける
包摂された社会の実現に向けて活動していきます。

(森と風のがっこうの黒板に幼児のお友だちが書いたみんなへのメッセージ)