10日のブログ(こちら)で、
先月のおひさまくらぶ「一緒にクリスマスパーティーをつくろう」について書きました

奄美大島からすてきなお花をお贈りいただいたことも書きましたが、
送り主の禧久さんからいただいたのはお花だけでなく、あたたかいメッセージもでした。
この場をお借りして、ご紹介します。

インクルいわては、2014年も、皆様からのあたたかいエールをいただいて、
岩手県のひとり親家族の「生きる」を支えられるよう、
インクルカフェやおひさまくらぶをはじめ、さまざまな取り組みを行います。

今後ともご支援ください。

(あ)

                         

「インクルいわて」の皆様へ

今日は楽しい X mas をお過ごしのことと思います。

少しばかりですが,今年も花を贈らせていただきます。
今年は相次ぐ台風で,沖永良部島の花き農家も大きな被害を受けましたが
しっかりと育ってくれたそうです。
皆さんでお楽しみいただければ嬉しいです。

今年の「インクルいわて」はどうでしたか?
楽しい企画満載で,時々HPを拝見し,私にとって皆さんの笑顔は
まるで清涼飲料水のようで,いつも感謝しています。

私もひとり親の環境で育てられました。
母も今年で90歳になり,施設でお世話になっていますが
私の顔を見ると何とも言えない笑顔を見せてくれます。
そんな母にはいつも感謝しています。

今年もあと少しとなりましたが,健康には充分ご注意されてお過ごしください。
来年が,皆様にとって良い年になりますようにお祈りいたします。

このようなお手伝いしか出来ず申し訳なく思っています。

奄美大島の白髪のおじさん
2014.01.20 Mon l ★全国からの80の応援メッセージ l コメント (0) トラックバック (0) l top
インクルいわてのブログをご覧いただきありがとうございます<(_ _)>

また 嬉しい応援メッセージをいただきました!

インクルいわての活動を知っていただき、賛同してくださることは
インクルいわてのメンバーのみならず、岩手の、全国のひとり親家族への
「応援団」が結成されていくようです。

そして このブログの「全国からのメッセージ」が増えていくことは
「包摂」の輪が確実に広がっているということです。

心から感謝いたします。

ブログをご覧くださった皆様、ぜひメッセージをお寄せ下さい!
(ブログ掲載につきましては確認させていただきます)

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小澤吉徳(司法書士 静岡司法書士会)

静岡の司法書士の小澤と申します。
まずもって、インクルいわての取り組みについて、心から敬意を表したいと思います。


静岡県司法書士会においては、20年前から多重債務被害救済活動を積極的に支援しておりますが、ご相談者の中で、ひとり親の世帯の占める割合はとても高いのが現状であります。

貸金業法改正時に策定された多重債務者改善プログラムにおいて、専門家の役割としての基調となっているのは「生活再建の支援」の視点であると理解しておりますが、多重債務事件に取り組む司法書士ひとりひとりが、日々の執務においてそれをもっと自覚すべきだろうと思います。
もちろん、自戒の気持ちを込めて。

貸金業法改正の議論の中では、専門家の役割として「カウンセリング」の重要性が強調され続けていましたが、ここでいう「カウンセリング」は、段階的に次のようなものだと指摘されていました。
1.「債務整理」
2.「家計管理」
3.「自立支援」
4.「心のケア」
つまり、司法書士のような専門家に求められているものは、借金の法的解決に留まるものではない・・ということだと理解しています。

インクルいわてのひとり親支援の取り組みも、私たち専門家に与えられた使命と大きく重なる問題であります。「連携」という言葉をキーワードに協働できればありがたいと思っております。

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小澤吉徳先生 ありがとうございました☆

これからもインクルいわての応援をよろしくお願いいたします<(_ _)>


2012.11.14 Wed l ★全国からの80の応援メッセージ l コメント (0) トラックバック (0) l top
インクルいわてのブログをご覧いただいてありがとうございます<(_ _)>

インクルいわてのブログにとてもうれしい感想をいただきました(*^_^*)
聖学院大学 柴田武男教授からいただいた素敵なメッセージをご紹介させていただきます。

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岩手といえば宮沢賢治。宮沢賢治といえば童話。
すべての童話が素敵ですが、何か物悲しい。物悲しさを
感じるのは私だけでしょうか。

『グスコーブドリの伝記』の自己犠牲。美しくも悲しい結末。

心にしみるのは、
『銀河鉄道の夜』のカムパネルラの言葉。

「ぼくはおっかさんが、ほんとうに幸になるなら、どんなことでもする。けれども、いったいどんなことが、おっかさんのいちばんの幸なんだろう。」カムパネルラは、なんだか、泣きだしたいのを、一生けん命こらえているようでした。

あまりに悲しい、悲しいほどの優しさに心打たれます。

私は高金利の被害者救済の運動に参加しています。そして、戦い続けるとシンポのたびに決議しています。でも私たちの戦う武器は何でしょうか。法律知識、法律上の弁護士とか司法書士とかの資格、確かにあったほうが良いでしょう。団結力、勤勉さ、まじめさ、それも不可欠です。でも、それらすべてをひっくるめて、私たちの本当の武器は優しさではないでしょうか。虐げられた人々、弱者への優しさ、眼差しこそ私たちの真の武器なのではないでしょうか。それは私たちが強者で上から弱者を助けてやるという視線ではありません。同じ弱さを持つ、欠点だらけの人間として、人の弱さと脆さを自分自身で知り抜いているからこその眼差しです。

宮沢賢治の童話は優しさに溢れていますが、同時に、貧しい農村の厳しい生活状況に絶望し、やりきれない悲しさにも満ちています。でも、彼はほんの一筋の希望を支えに童話を書き続けました。

どうせ世の中変わりはしないよと絶望しながらも、もしかしたら少しは変わるのではないかという一筋の希望を捨て去ることはできません。それが優しさではないのでしょうか。

インクルいわてのホームページには優しさが満ちてます。いったいどんなことが、いちばんの幸なんだろう、という宮沢賢治の問いに答えているようです。優しさこそ、人に優しくできることが一番の幸せなんでしょうと。

大学教員 柴田武男

追伸 宮沢賢治から書き出しました。唐突だと思われましょうが、私はインクルいわてという名称に賢治を感じたのです。賢治はこう書いてます。
「イーハトヴとは一つの地名である。強て、その地点を求むるならば、大小クラウスたちの耕していた、野原や、少女アリスが辿った鏡の国と同じ世界の中、テパーンタール砂漠の遥かな北東、イヴン王国の遠い東と考えられる。実にこれは、著者の心象中に、この様な状景をもって実在したドリームランドとしての日本岩手県である。」
そして、いはてがイーハトヴになりました。

Social Inclusion は 社会的包摂 と訳されて使われてきています。でも、包摂て日常使う言葉でしょうか。何か硬い学術用語のようです。親しみを持ちにくい言葉です。
インクル 可愛らしい、親しみの持てる表現です。賢治の心の中で岩手がイーハトヴになりました。そして、
Social Inclusion という硬い言葉は インクルという愛らしい呼び方になりま した。ここに私は賢治のDNAを感じて、思わず童話から応援メッセージをはじめました。


私たちの活動を応援して下さる方々のお言葉は、大きな励みとなっており
スタッフ一同感謝しております。今後も応援どうぞよろしくお願いいたします。
素敵なメッセージ、本当にありがとうございました!


2012.10.18 Thu l ★全国からの80の応援メッセージ l コメント (0) トラックバック (0) l top